2006-02-23から1日間の記事一覧

不特定多数無限大の良質な部分とテクノロジーを組合せ

日本だけでも数千万、世界全体で見れば数億から一〇億以上という不特定多数の膨大さ、それゆえの「数の論理」、それらを集約するためのテクノロジーの進化の加速やコスト低下、そういう諸々の要因を冷静に見つめ、「不特定多数の集約」という新しい「力の芽…

市場メカニズムと予測市場の考え方

もともと市場メカニズムには、不確実な将来事象の期待値を現時点の価格に置き換える機能が内包されている。事実、市場の動向はものごとの将来をよく言い当てる。ならば、ありとあらゆる未来の重要テーマについてネット上で人口市場を作ればいいじゃないか。…

SNSの可能性

ソーシャル・ネットワーキングとは「世界中のすべての人々が互いにどういう六、七人の知己関係の連鎖でつながっているか」という「巨大な人間関係マップ」を構築する過程にあると考えることもできる。 ・・・ソーシャル・ネットワーキングは「人々をテーマごと…

Web 2.0時代のサービスの構造

サービス提供者が「個」に対して「あちら側」での利便性を提供する。「個」がその利便性を享受するために、色々な情報を「あちら側でオープン」にしてく。「個」が「あちら側でオープン」にした情報をサービス提供者が集積し「全体」としての新たな価値を創…

「全体」を意識せずに「個」の価値を集積

しかし本来とても私的な営みである知的生産活動は、常に「全体」という場への貢献を意識して行われるわけではない。だから「全体」をあまり意識せずに行う「個」の知的生産活動の成果を集積し、そこから自動的に「全体」として価値を創出することができれば…

ウェブ進化論 第五章 オープンソース現象とマス・コラボレーション