2005-12-14から1日間の記事一覧

意見の違う相手に対する尊敬の念

そうだとすると、意見の違う相手に対して尊敬の念、尊重する気持ちを持つことがスタートとなる。私の考えた意見も真理であり、相手が考えた意見も真理であるとすると、当然相手に敬意を払うようになるものだ。そして次に行うべきステップは、「なぜ違う真理…

自説を曲げることを厭わず、妥当な線を探す

論理的思考方法にとらわれればとらわれるほど、自説を曲げない傾向が強くなる。事実か論理で間違いを犯したりしていない限り、正解は一つであるということを暗黙の前提にしている思考法だからだ。・・・たくさんの真理が主観的に存在すると唱えたフッサール…

読書のための読書はしない

アウトプット・テーマを設定し、アウトプットを出すために必要と思われる本を選ぶ。読書のための読書はしない。 『30歳からの成長戦略』 〜P.178〜

すさまじい集中力を生むために

その銀行では、夏休みは三週間と決められていた。日本人の先輩は、そんな非常識な長さの夏休みは取れないと上司に申し出たらしい。その上司が答えた。「わが社は休みを三週間取らないと首である」と。先輩は驚いて聞いた。「なぜですか?」と。その答えがふ…

時間の有効な使い方

自分ひとりの時間でも来客・会議と同様にアポをとる。 考える前に材料を頭に放り込んでおく。 寝る前が有効。考える材料を放り込んでも、それが頭で自然消化されるまでは良い答えはでてこない。一晩寝かせると、つまらない情報は忘れ、大事な情報だけが残り…

部分にひきずられる

せっかく努力してやってきた部分だから、何とかこれをうまく使いたい。全体を考えれば今まで一生懸命やってきたことが一寸ピントがずれているのはわかっている。しかし、それを否定できない。だから正当化しようとする。結局、全体を見るのが怖くなり、その…

部分に踏み込みすぎると全体が見えなくなる

絞り込んだ領域で、深く最新の課題まで検討するうちに、気分が乗ってくる自分に気がつくはずだ。世界のプロが悩む課題に自分も頭を使っているという時間、わかり始めた瞬間の気持ちよさ。そういった気持ちが仇となって、部分にのめる込むうちに本来の目的が…

手段は簡単に目的化する

インプットから入ると、その教科書を読みこなすこと自体が目的化するものである。「手段は簡単に目的化する」という罠は、どんなビジネスでも起こりがちだ。 『30歳からの成長戦略』 〜P.57〜

学ぶ計画を立案上最も重要なのは捨てる戦略

一編にいろんな科目が選択肢として提示される。当然、学び手の持ち時間は限られる。おのずとそれらの科目を取捨選択して、メリハリをつけた行動計画をたてなければならない。学ぶべき科目がたくさん呈示されている現代では”戦略”が必要なのである。つまり”捨…

30歳からの成長戦略