2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧

優れた専門分野を持つ人を如何に活用するかが大事

われわれに必要なものは、専門分野の一つに優れた人を、いかに活用するかを知ることである。すなわち、彼らの能力を発揮させる方法を知ることである。資源の調達を増やすことができなければ、資源の算出を増やさなければならない。成果をあげる方法を知るこ…

日常の仕事の流れに任せていては、本当に重要なものはみえてこない

何が本質的に重要な意味を持ち、何が派生的な問題にすぎないかは、個々の事象からは知る由もない。・・・ したがって、日常の仕事の流れに任せて、何に取り組み、何を取り上げ、何を行うかを決定していたのでは、それら日常の仕事に自らを埋没させることにな…

組織は知識労働者を惹きつけ、認め、動機付け、満足させなければならない

あらゆる組織が、「人が宝」と言う。ところが、それを行動で示している組織はほとんどない。本気でそう考えている組織はさらにない。ほとんどの組織が、無意識にではあろうが、一九世紀の雇用主と同じように、組織が社員を必要としている以上に、社員が組織…

知識労働者の帰属意識は専門領域にある

一九五〇年代、六〇年代のアメリカでは、パーティで会った人に何をしているかを聞けば、「GEで働いている」「シティバンクにいる」など、雇用主たる組織の名前で返ってきた。当時のアメリカは、今日の日本と同じだった。イギリス、フランス、ドイツその他あ…

プロフェッショナルの条件

アフォーメーションは、目標設定により、脳に方向性を与える

残念なのは、意識上では何もわからないために、潜在意識でも何も得られていないと考えてしまうことです。そのような否定的な考え方をすると、本当に否定的なことが起こってしまいます。つまり、「どうせ何も覚えていないだろう」とか「できるわけがない」と…

アフォーメーションは、目標設定により、脳に方向性を与える

「フォトリーディングの最中、私は完全に集中している」 「フォトリーディングした情報はすべて、私の意識下にいつまでも残り、私の役に立つ」 「私は○○(あなたの目的を言う)を達成するために、この本(タイトルを言う)の中の情報を得たい」 アフォーメー…

プレビューで20〜25個のキーワードを書き出す

プレビューの大きな役割のひとつは、情報に対する渇望感を生み出すということです。その気持ちはあなたを文書に引き込み、欲求を満たすために脳全体を活性化させます。 何か読むときは、必ずプレビューをしましょう。プレビューをせずに、長い、あるいは難解…

プレビューで20〜25個のキーワードを書き出す

約二〇ページおきにページを開き、目につく言葉をチェックしてみましょう。 表紙、目次、見出しで繰り返し使われる言葉、索引でページ番号の数が多い言葉に注目しましょう。キーワードを見つける際に、大事な目安となります。 記事の場合は五〜一〇個のキー…

あなたもいままでの10倍速く本が読める

本から得たノウハウを繰り返し読んで条件反射的に行動できるようにする

とにかく大事なのは、本から得たノウハウをレバレッジメモにまとめ、繰り返し読んで条件反射的に行動できるようにし、どんどん実践で活用していくことです。読まなければ始まらないのは無論ですが、読んだだけで実行しなければそれで終わりです。 『レバレッ…

読み終わって数日寝かせてから入力する

読み終わってすぐよりも数日寝かせてから入力したほうがいいでしょう。読んだばかりだと、客観的名目を持てないからです。ちょっと冷静になって見直すと、それほど重要なことでもなかったり、内容が重複していたりします。まとめて入力するというのには、そ…

読む前に目的を明確にすると活字が呼びかけてくる

まず、二〜三行のかたまりを一気に読む。三行いっぺんに読むというのは、斜め読みどころか、ほとんど横に読むのと同じです。しかし、そうやって読んでいても、「ん?」と引っかかるところがでてくる。活字のなかで、そこだけ太く、濃く見るというのか、浮き上…

読み方に緩急をつけ重要なポイントを拾っていく

レバレッジ・リーディングでは、読むスピードに「緩急をつける」ということに重点を置きます。 自分が重要だと判断したところはゆっくり読むし、それ以外は猛スピードで読み飛ばすというように、「緩急」をつけることです。速く読むことだけを目的にすると、…

時間がもったいないのでつまらない本は読むのをすぐ止める

注意したいのが、つまらないと思ってもガマンして読み続けてしまうことです。「どうもこの本はハズレだ」と思ったら、すぐに読むのを中止してください。雪山登山と同じで、「引き返す勇気」が必要です。もったいないとおもうでしょうが、一五〇〇円程度です…

一冊読み終わるまでにかける時間のタイムリミットを設ける

読書に制限時間を設けることは、ふつうはあまりしていないでしょう。自然と一冊読み終わるまで、成り行きに任せているはずです。しかし、時間が無限にあると思うと、余計なところまでも読んでしまい、とうてい数をこなすことができません。 そこで、「何時ま…

人間は書物を通じて、人の一生を数時間で疑似体験できる

「人間は書物を通じて、人の一生を数時間で疑似体験できる。だから、本を読め。生涯、勉強し続けなさい」 熊谷さんはそれ以来、がむしゃらに本を読み、結果として、現在の成功を収めたと言います。 ビジネス書には世界的な経営者や、さまざまなビジネスで成…

レバレッジ・リーディング

労働市場に参画することが「自立」への第一歩

取材の過程で浮き彫りになったことがいくつかあります。一つは世代間に横たわる就労観の溝です。大学の就職課に母親同伴で渋々と相談に訪れる男子学生。大企業への就職には見向きもせず、「起業」を目指してセミナーに日参する大学・高校生。労働市場に参画…

「困難があっても楽しいとおもうことを仕事にしたい」という人は全体の七十%強

働く喜びは経済的な価値だけではない。生命保険文化センターの調査では「困難があっても楽しいとおもうことを仕事にしたい」という人は全体の七十%強。一方、「仕事はカネを稼ぐ手段」と考える人は十五%にとどまる。 『働くということ』 〜第7章 答えは悩み…

組織と働き手との関係の希薄化は極めて危険

企業や国家が競争力を維持するうえで「組織と働き手との関係の希薄化は極めて危険」と警鐘を鳴らす。会社は個人がやりがいを探し、輝く舞台の一つ。互いに厳しく選別しつつも、ひかれ合う関係になれるかどうかが試されている。 『働くということ』 〜第4章 …

人生の最大の楽しみは一所懸命打ち込む充実感

会社にいても、独立して外にでても、どんな職業も地道に頑張ることは一緒。人生の最大の楽しみは一所懸命打ち込む充実感やしね 『働くということ』 〜第1章 二つの価値に揺れる P.27〜

日本人の「働くこと」が底流でどのように変質しているか

いまの時代に日本人の「働くこと」が底流でどのように変質しているか。事実を丁寧に追っていきたいと、私たち取材班は考えました。 けれども、全体像をマクロ的にとらえる作業と、一人ひとりの思いを描く作業を同時に進めるのは容易ではありません。「働く」…