Long Tail

これからのネット列強の役割

ロングテール追求機会もまた、広く誰かに開かれるようになるということだ。これからのネット列強の役割とは、ロングテール追及の連鎖をウェブ全体に引き起こす主体となることなのである。 ・・・ヤフー・ジャパンや楽天は、孤島の魅力を高まるだけの今のやり方…

ロングテールとWEB 2.0は表裏一体

ロングテールとWEB 2.0は表裏一体の関係にある。キーワードは不特定多数無限大の自由な参加である。それがネット上でのみ、ほぼゼロコストで実現される。ロングテール現象の革新は、「参加自由のオープンさと自然淘汰の仕組みをロングテール部分に組み込むと…

「負け犬」と「未知の可能性」という2種類のロングテール

この文章における「配信」と「新しい音楽を生みだそうという試み」(創造)との違いが、ロングテール論における「負け犬」の集合体と「未知の可能性」の集合体との違いに呼応している。 既に「商品」になっている音楽を「配信」するのでは、ロングテールの効果…

ロングテールと未知の可能性

第二章で詳述したグーグルの売上高の異常なスピードでの成長は、「参加自由のオープンさと自然淘汰の仕組みをロングテール部分に組み込むと、未知の可能性が大きく顕在化し、しかもそこが成長していく」という全く新しい事実を、私たちに突きつけたのだ。 『…

The Long Tail

Small sites make up the bulk of the internet's content; narrow niches make up the bulk of internet's the possible applications. Therefore: Leverage customer-self service and algorithmic data management to reach out to the entire web, to th…

いままでの限界を超えた多種類のプレーヤーの登場

デジタル業界で最も有名な『ワイアード』誌の編集長クリス・アンダーソン氏は、これからの時代は、いろいろな分野におけるランキングをグラフに描くと、その奇跡は限りなく長いもの(Long Tail)になるという。ネットでさまざまなコンテンツや商品が流通するこ…