2009-07-15から1日間の記事一覧

明日人生が終わるかもしれないから、自分がやるべきことをする

その頃、三五〜三六のとき、昔のバンドの先輩、日本航空の後輩など、同世代の友人が何人か続けて亡くなったんです。事故だったり、病気だったり。明日、人生が終わる、というのがありえるんだな、ということがこの頃にだんだんわかってきて。自分が何かやら…

常識に照らしあわせて、こうあるべきだということを勇気を持ってやる抜けるかどうか

社長になっても、やっていることは変わりないです。仕事は連続しているんです。そもそも仕事って常識ですから。常識で考えてみたとき、こうやるべきだと思ったことを、勇気を持ってやり抜けるかどうかの話なんです。奇抜なことが必要であったりしない。すご…

将来どういう関係になりたいかということを会社ではなく自分に主軸をおき相手に伝える

何をしたのかというと、原点に戻ったんです。会社が何をできるか、ではなくて、自分が何をできるか、ということに立ち返った。仕事は会社から与えられるんじゃなくて、自分が作るんだ、ということですね。それを相手に伝えていく。一方で、できることとでき…

戦略なんて目標を達成するための手段を高級化した言葉に過ぎない

戦略とか、アクションプラントか、難しい言葉がよく使われますが、こちらは目標を達成するための手段を高級化した言葉に過ぎません。たいてい大きな目標はシンプルなんです。売り上げを上げる、利益を上げる。でも、目標を達成するための戦略は、いくつかの…

外資の人間が「本社」なんて言っているうちは逃げ腰でベクトルが最大の力になっていない

特に外資の場合は、ついつい「本社はどうなんですか」と社員が聞いてきたりするわけです。僕は冗談で、「本社ってオレのことか?」と聞き返すんですけどね(笑)。実は「本社」なんて言っているうちは、ベクトルは最大の力になっていないんですよ。「我々は…

なんら新規性がない考え方で、どのくらい徹底的にやるかかが実は勝負を決め、それこそが経営力

セオリーなんて、実は誰でも知っているんです。経営戦略だって、頑張れば作れる。みんなプレゼンテーションにふれる機会がありますよね。でも、どの言葉も陳腐化された言葉でしょう。初めて聞く言葉なんて、ほとんどないでしょう。問題はどの軸で、どのくら…

「流れ」が抗えないような強さを持ち、そこに乗ることに嫌な感じがしなければゴー

転職を決断できたのは結局、勢いだったんじゃないかと思う。人生って、ほんの何回かですが、偶然も重なって流れがどんどんやってきて、その流れが抗せないような圧倒的な力になってくることがあるんです。どっちがいいかって頭で考えても、誰にもわからない…

外資系トップの仕事力II―経営プロフェッショナルはいかに自分を高め