Life Hacks

好きな仕事を増やすために、好きではない仕事を毎年二割ずつ削除する

「上限を決める」とは「将来を律する」という姿勢で、買い物や整理整頓に限らず、人生全般に必要なことです。ビジネスにおいても、なんとなく増殖していく仕事を減らしていかないと、継続して成果をあげることはできません。 『ラクをしないと成果は出ない』…

出された問題はすべてその場で解決の方向と、「いつまでに」を明確にする

問題を先延ばしにする人が、解決能力が極端に低いとは限りません。「トラブルはその日のうちに解決しよう」といったスケジュール管理の尺度をもっていないのが敗因です。 独立したければ、「『いつまで』を明確にして問題を解決する習慣をつけたほうが省エネ…

三日かかることは一日でやる

仕事の量は、完成のために与えられた時間を全て満たすまで膨張する どんな仕事も、三時間あると思えば三時間かかってしまうし、逆に一時間しかなければ、追い込まれて何とかするのが人間です。 『ラクをしないと成果は出ない』 〜P.97 第4章 撃退編〜

メールの未処理は「なし」の状態にして帰宅する

メールの受信トレイをその日のうちにすべて処理済にするのは面倒くさいですが、放置すればもっと面倒くさいことになります。 要は比較の問題。やるかやらないか、どっちがラクかといったら、メール処理はその日のうちにやったほうが、明らかに、100パーセン…

余計な情報をそぎ落とし簡略化する技術が重要

多くの人は情報の受渡しをする際に、簡略化することを恐がります。なぜなら、そぎ落としてしまった情報に必要なものが入っているかもしれないからです。 しかし、特にアウトプットにおいて、簡略化されていない情報というのは受け手にとってとてもわかりにく…

ある方法が続かなかった理由を考え、続かない原因があればそれはあきらめる

あることが続かなかったり、できなかったりした場合には、「なぜできないのだろう」と原因を考えることが大事です。考えてみて、できない理由がどうしても自分で克服できないことだったら、それはもうやらなくていいのです。 ・・・より抜本的な理由に戻って…

一日一つ新しいことを試し、十試して一つのこればもうけもの

どんなにいい方法でも、やることがたいへんだったり、自分の考え方と合わなかったりして、習慣化できるものが少ないからです。すると、どうせ習慣化しないのだがか、ということでやること自体をあきらめてしまうことが多い。 しかし、そこは考え方を転換して…

意見の違う相手に対する尊敬の念

そうだとすると、意見の違う相手に対して尊敬の念、尊重する気持ちを持つことがスタートとなる。私の考えた意見も真理であり、相手が考えた意見も真理であるとすると、当然相手に敬意を払うようになるものだ。そして次に行うべきステップは、「なぜ違う真理…

自説を曲げることを厭わず、妥当な線を探す

論理的思考方法にとらわれればとらわれるほど、自説を曲げない傾向が強くなる。事実か論理で間違いを犯したりしていない限り、正解は一つであるということを暗黙の前提にしている思考法だからだ。・・・たくさんの真理が主観的に存在すると唱えたフッサール…

読書のための読書はしない

アウトプット・テーマを設定し、アウトプットを出すために必要と思われる本を選ぶ。読書のための読書はしない。 『30歳からの成長戦略』 〜P.178〜

すさまじい集中力を生むために

その銀行では、夏休みは三週間と決められていた。日本人の先輩は、そんな非常識な長さの夏休みは取れないと上司に申し出たらしい。その上司が答えた。「わが社は休みを三週間取らないと首である」と。先輩は驚いて聞いた。「なぜですか?」と。その答えがふ…

時間の有効な使い方

自分ひとりの時間でも来客・会議と同様にアポをとる。 考える前に材料を頭に放り込んでおく。 寝る前が有効。考える材料を放り込んでも、それが頭で自然消化されるまでは良い答えはでてこない。一晩寝かせると、つまらない情報は忘れ、大事な情報だけが残り…

部分にひきずられる

せっかく努力してやってきた部分だから、何とかこれをうまく使いたい。全体を考えれば今まで一生懸命やってきたことが一寸ピントがずれているのはわかっている。しかし、それを否定できない。だから正当化しようとする。結局、全体を見るのが怖くなり、その…

部分に踏み込みすぎると全体が見えなくなる

絞り込んだ領域で、深く最新の課題まで検討するうちに、気分が乗ってくる自分に気がつくはずだ。世界のプロが悩む課題に自分も頭を使っているという時間、わかり始めた瞬間の気持ちよさ。そういった気持ちが仇となって、部分にのめる込むうちに本来の目的が…

手段は簡単に目的化する

インプットから入ると、その教科書を読みこなすこと自体が目的化するものである。「手段は簡単に目的化する」という罠は、どんなビジネスでも起こりがちだ。 『30歳からの成長戦略』 〜P.57〜

学ぶ計画を立案上最も重要なのは捨てる戦略

一編にいろんな科目が選択肢として提示される。当然、学び手の持ち時間は限られる。おのずとそれらの科目を取捨選択して、メリハリをつけた行動計画をたてなければならない。学ぶべき科目がたくさん呈示されている現代では”戦略”が必要なのである。つまり”捨…

ペースを落としてでも続けることが大事

一つのことに打ち込んで続けるには、好きだということが根幹だが、そういう努力をしている人の側にいると、自然にいい影響が受けられるだろう。さらに、ペースを落としてでも続けることだ。無理やり詰め込んだり、「絶対にやらなきゃ」というのではなく、一…

継続できる情熱

以前、私は、才能は一瞬のきらめきだと思っていた、しかし今は、十年とか二十年、三十年同じ姿勢で、同じ情熱を傾けられることが才能だと思っている。直感でどういう手が浮かぶとか、ある手をぱっと切り捨てることができるとか、確かに個人の能力に差はある…

捨てることを決断する力が大事

沢山の知識が活用できる、記憶力がいい、計算が速くできる、機転がきく・・・・・・なども頭がいいといえよう。私は、ロジカルに考えて判断を積み上げる力も必要であると思うが、見切りをつけ、捨てることを決断する力も大事だと思っている。 『決断力』 〜P…

「いかに捨てるか」のほうが重要

私はパソコンで知った情報は、「その形にどれくらいの深さがあるか」で、研究するか、しないかを決める。「これは半年もすれば通用しなくなる」と思えば、それまで。「これは掘り下げる余地がありそうだ」と感じられれば、将棋盤に実際にこまを並べて分析・…

自力で考える覚悟

いずれにしてもパソコンを私は予備データとしてしか使っていない。パソコンは、ここから先はこんな手がある、とは教えてくれない。何事であれ、最終的には自力で考える覚悟がないと、情報の山に埋もれるだけである。 ・・・今は、大半の棋士がパソコンを持っ…

集中できる環境を自らつくり出す

集中力は、人に教えてもらったり、聞いて身につくものではない。勝負どころでの集中力を発揮するには、集中できる環境を自らつくり出すことこそが大切だと思っている。 ・・・タイトル戦の前などには、ボーっとした空白の時間をつくるようにしている。頭の中…

経験を重ねることのマイナス面

一般に経験は人を強くするという固定観念があるが、いろいろ考え過ぎてしまい、一番いい方法にたどり着くのに時間がかかったりしてしまう。また、判断に迷う材料も増えて、おじけづいたり、迷ったり、躊躇してしまったり・・・・・・ネガティブな選択をして…

自分の頭で考える"ことが先決

しかし、定跡は、ただ記憶するだけでは実践ではほとんど役に立たない。そこに自分のアイデアや判断をつけ加えて、より高いレベルに昇華させる必要がある。将棋にかぎらず、私たちはとかく膨大な量の情報や知識に埋もれがちだ。定跡を生かすにも、情報におぼ…

ブレインストーミング

例えば、ブレインストーミングは、一九三〇年代にアレックス・オズボーンが開発した創造性を生むテクニックである。そこには四つのルールがあり、それらは次のように言い換えることができる。ひとつ、アイデアを考えているあいだは、批判や評価、判定はいっ…

反対意見の重要性

ミーティングが最もよい結果を生むのは、受け入れられている意見に反対するメンバーがきちんと発言できるような場合だ。そこで、意見が一致しなそうになると、私は必ず反対意見を求めた。私に反対意見を唱えることは、斥けられるのではなく、逆によしとされ…

蓋然的意思決定と判断

数え切れないほどの対立する考え方がある場合、できる範囲で最良の決定にたどり着くのに最も重要なのは、それらをすべて見きわめ、それぞれどんな勝算と重要性があるかを判断すること、つまり蓋然的意思決定を行うことだ。それはとりもなおさず、自分たちの…